姫路城は、日本で最初に登録された世界遺産であり、同時に国宝でもあります。純白の漆喰にまとわれ、飛翔する鳥のように層を重ねる天守——「白鷺城」と称されるその姿は、日本の城郭美の頂点であり、世界で最も広く知られた日本の象徴のひとつです。「ユニークベニュー姫路」が手がけるのは、この城を、隣接する好古園(大名庭園)や美術館とともに、没入型のイベント会場として開くこと。三の丸広場、二の丸広場といった城域の空間を、レセプション、各種式典、学術会議、発表会、展覧会などに用いることができます。
真の醍醐味は「城を背景にイベントを催す」ことではなく、世界遺産と、この地ならではの伝統と現代が織り交ぜられた演出にあります。姫路の象徴といえば、着物と姫路レザー(日本有数の製革産地・姫路の皮革)によるファッションショー、和太鼓の迫力ある演奏、そして代々姫路藩に仕えてきた能楽の家が奉じる能。レセプションは、ただ背景が美しいだけの場ではなく、姫路ならではの工芸と芸能に幾重にも支えられた一夜となります。白鷺城の下に立ち、世界遺産の場に身を置きながら、この地の最も正統な芸能を目にする——その臨場感は、他のどこにも代え難いものです。
提案者にとって、これは「世界遺産×国宝×地方随一の演出」という切り札です。最も力強い日本の視覚的象徴(白鷺城)と、得難い地方の文化資産(姫路レザー・能楽の家・和太鼓)をひとつのイベントに結び、MICE全体の格と、記憶に残る見せ場を一挙に定めます。