コザ(沖縄市)は、日本で最も日本らしくない場所です——戦後、米軍と沖縄がここで否応なく育ち合い、独特の「チャンプルー(ごちゃまぜ)文化」を生みました。生き抜くためにアメリカ文化を受け入れ、なお頑なに琉球の本色を守り、その両者が一つの街の看板、音楽、匂いに混ざり合っています。同時にここは「エイサーの街」——沖縄の伝統太鼓芸能エイサーが最も盛んな街で、毎年の「沖縄全島エイサーまつり」も、この街を中心に開かれます。
その唯一性は「一本の街をまるごと貸切る」こと自体にあります。宴会場を借りるのではなく、コザの歩行者天国とプラザを貸切り、約200名の立食レセプションを催す——ゲストを、日米・琉球が溶け合う本物の街並みのただ中に置きます。書き割りではなく、生きた街です。そして「エイサーの街」として、ディナーの上に正統な伝統太鼓の演舞や体験プログラムを重ね、街全体の夜を、エイサーの太鼓の響きで高潮へと押し上げられます。この「街が会場、街路が舞台」というスケール感は、いかなる屋内空間にも与えられません。
提案者にとって、これは「沖縄が欲しい、でもビーチの定番はいらない」国際MICE団体のために誂えた切り札です。顧客がすでに砂浜のバーベキューやリゾートの晩餐に飽きているとき、コザが差し出すのはもう一つの沖縄——都市型で、歴史の緊張感があり、一体感のある夜。一本の街とそのエイサーを一団の手に委ねる、その「街全体が私たちのために沸き立つ」感覚こそ、大型の報奨旅行が最も作りたい記憶です。