「少林寺拳法」が中国・嵩山に由来するのではなく、一人の日本人・宗道臣が昭和22年(1947)に香川県多度津町で創始したものであることは、あまり知られていない。彼はそれを、戦後の「人づくり」のための一つの「行」として立ち上げた。そして金剛禅総本山 少林寺こそ、この武道が世界三十余か国に広まった、唯一の総本山である。ここで体験することは、一つの国際武道の源流の本山へ還ることに等しい。
その独自性は、「武道 × 禅 × 人づくりの哲学」の三位一体にある。少林寺拳法の根本理念は「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」——設計の当初から闘いではなく、相互の尊重と協調を通じて人を育てるものだった。体験には、瞑想と技の稽古、動作の体験があり、熟練の拳士による演武(単独演武と組演武)を観ることも、『多度津京極少林寺拳法太鼓』を基とした太鼓の演奏を目にすることもできる。ひと通りを終えれば、それは「尊重・協調・締めくくり」についての、一つのチームの授業となる。最大約100名。
提案する者にとって、これは「精神的な深みのあるチームビルディング」のために誂えた一枚であり、単なる武道ショーとはまるで異なる。「一つの世界武道の発祥の本山へ還る」という希少な物語と、「相互の尊重・協調」という人づくりの哲学とを結びつける——チームビルディングを、ただ汗を流すことから、理念があり、源流があり、大義名分のある一つの授業へと引き上げる。団体体験は5名以上・約1〜1.5時間(館内見学を含む)で、2週間前までの予約を要する。