これはただの展示会場ではなく、東京2020オリンピックの直系の遺産である。BMXとスケートボードは、まさにこの有明の地でオリンピックのメダルを争った——今日、客が踏むスケートボードのパーク、見上げる3x3バスケットボールのコートは、かつてのオリンピックの競技面そのものだ。大会の後、東京都と運営者はそれを取り壊さず、この「オリンピックの記憶」を約3.1ヘクタールのアーバンスポーツ総合公園へと改築し、2024年秋に全面開業した。
そのキュレーション的な価値は、「アーバンスポーツの精神」をそのまま企業イベントの基調へと変える点にある。真の五輪スケートボード場のかたわらで開かれる夕暮れのカクテルパーティー、屋根の下の3x3バスケットボールコートがチーム対抗の舞台となり、全天候型のランニングコースが参加者を会議の合間に本当に動かす——これはロジスティクスを宴会場に押し込むのではなく、「活力・突破・都会性」を、イベント全体を通じて身体で感じ取れる言語へと変えることだ。若々しく健康的なブランド像を志向する企業にとって、これは伝統的な宴会からただちに一線を画す一枚となる。
さらに得がたいのは、その立地だ。有明は東京湾岸MICEの中心部に位置し、東京国際展示場(ビッグサイト)と湾岸のホテル群に隣接する。大型会議のメイン会場とこのスポーツ公園のあいだは、わずか数分の車で。つまり、昼の厳粛な議事と、夜のアーバンスポーツ・パーティーとを、切れ目なくつなげられる。提案する者にとって、これはますます一般的になりつつある一つの要望に応える——インセンティブとチームビルディングに、東京の都会的な気質を持たせつつ、いかにして紋切り型の宴会の型に落ちずに済むか。その答えは、五輪選手が立ったあの地面の上に踏まれている。