宮古島の海がこの島の「顔」だとすれば、この工芸村は、その暮らしと手仕事——島の人々が幾百年にわたってどう生き、いかに手で在地の素材を器物へと変えてきたか——を映す場所です。宮古島市体験工芸村は熱帯植物園のなかにあり、八つの工房が寄り集まって、島の暮らしと文化を、手で触れられる体験へと凝縮しています。島ぞうり、陶芸、貝細工、機織り、藍染め——どれも思いつきの手工芸教室ではなく、宮古島の実際の暮らしの延長にあるものです。
八つの工房が一か所に集まる利点は、団体にとってきわめて実際的です。大きな団体を小グループに分け、それぞれ別の工房へ入って同時進行できる——互いに干渉することなく、合計およそ二〇六名まで受け入れられます。同じ時間のなかで、ある人は布を織り、ある人は藍を染め、ある人は貝の装飾をこしらえ、最後にそれぞれ異なる作品を手に集う。この「一か所で多彩、分けても集めても」という構成は、深みがありながら退屈させない文化プログラムを、大規模なインセンティブ団体に組みやすいのです。
PiPiの海上チームビルディングと組み合わせれば、宮古島の旅程は完成します。半分は宮古ブルーのなかで存分に遊び、半分は腰を落ち着けて、手でこの島の暮らしの肌理に触れる。「この島を存分に味わい、そのうえで本当に理解させたい」という提案にとって、工芸村は「文化の厚み」を補う一片となります。