奈良は日本で最も古い都のひとつであり、仏教と手仕事がこの地に千年の時を沈殿させてきた。kurabi(テイルナビ)が手がけるのは、固定された観光プログラムではない。団体の規模と日程に合わせて自在に組み立てられる、奈良文化体験のシステムである。瞑想・写経・茶道といった心を鎮める精神の体験と、和菓子・味噌づくり・奈良の木工といった手を動かす匠の体験——それらを積み木のように組み合わせられる。各講座はおよそ20〜30名を一組とし、複数組を同時に並行させて、総勢で最大約200名まで受け入れられる。これは大人数の団体が最も頭を悩ませる問題を解く——文化の深さも欲しいが、百人が一人の実演を押し合って眺めるのではなく、誰もが本当に参加できること、その両立である。
さらに実用的なのは、出張に応じられる点だ。ホテル、寺院、コンベンションセンターの現場で受託し、文化体験を会議日程の合間へ直接組み込む。大勢が右往左往する必要はない。三日連続で会議を開くインセンティブ団体にとって、これは会議の中休みに、二百人を数組に分け、写経・茶道・和菓子・木工を同時に体験させられることを意味する——それぞれが所を得て、なおかつ全員が「自らの手で作った」奈良の記憶を携えて帰路につく。
提案する者にとって、kurabi が差し出すのは「大規模×カスタマイズ×真の参加」という希少な解だ。「大団体で日本文化を体験させる」という、最も実現の難しい事柄を、要望に応じて編成でき、現場で届けられるモジュール型の方案へと変える——大型MICEにとって、この柔軟さと収容力そのものが価値になる。